2008年04月15日

火災報知機設置を怠った場合の罰則

火災報知機の設置が義務化された事で、心配事が一つ増えたかと思います。
それは、もし火災報知機の設置を怠った場合は、どのような罰が下されるのか、
という懸念です。
中にはうっかり忘れたり、やんごとなき事情で火災報知機の設置を行えない人も
いたりするでしょうから、罰則に関してはかなり注目を浴びる事になるかと思い
ます。
法律を違反するのだから、罰金程度ならまだしも、逮捕なんて事に……という不
安に駆られる人も、もしかしたらいるかもしれません。

しかし、ご安心下さい。
この義務化に伴う罰則は、ありません。
つまり、火災報知機設置の義務化とは、法律で義務化されておきながらその罰則
はなしという極めて特殊な位置付けの法案になっているのです。

これは、あくまでも火災報知機は自分のみを守る為のものであって、その設置を
怠る事が他者の損失には繋がらないという点、そして普及が非常に難しいと予測
されている点が理由として挙げられます。

特に後者は、アメリカの例を見るとそれが顕著にわかります。
アメリカで火災報知機設置の義務化が実施されたのは1977年ですが、全世帯の80
%以上に普及するまでには約10年掛かっています。
特に最初の数年はほとんど数字が伸びていません。
これを考慮した場合、いきなり罰則で縛り付けると、かなりの数の人間がその対
象になってしまいます。
それは厳しいだろうという見方から、このような特殊な法案になったのでしょう


もっとも、罰則がないとはいえ義務は義務なので、設置を怠らないようにしまし
ょう。
あくまでもこれは、自分と家族の身を守る為の法案なのですから。
posted by 火災報知器 at 18:22 | TrackBack(0) | 火災報知機設置の義務化と罰則
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